[直す・いじる] 車

スズキ車のK6Aエンジンのインジェクター交換

Tomo

スズキの軽自動車に長らく搭載されてきたF6AやK6Aエンジン、今は新型のR06Aエンジンに変ってきてしまいましたが、切り替わる直前に搭載されているインジェクターで燃焼効率を高め少しだけ燃費UPと少しだけパワーアップが期待できます。
一番体感できるのはエアコン時のパワーダウンが小さくなります。
気になる方はチャレンジを!

所要時間 30分

かかった費用 およそ5,000円

同じK6Aでもインジェクターがいくつかありますが、私のスズキkeiのK6Aターボ車についていたものはこれです。
先端の燃料噴射部分は4ホール(4穴)で、最近の車は小さい穴が12ホールなんてのが結構当たり前で、今時の車と比べると効率はよくありません。
容量は210cc

ネットオークションで

(MK21 MH23 HA25 HA35 HE22 MG22 MF22 MJ23 HB25 HB35 ) インジェクター

のキーワードで検索して、黒いやつのほとんどがコレです。

ターボモデル用との外見の違いは
8ホールである点と、カラーの部品がエンジ色になってます。
本体中央に『EAT317』と書かれています。

ターボモデルに付けると燃料不足でまともに走れません。
あくまで過給器なしのノンターボモデル用です。
搭載車種が比較的多く、中古で手に入りやすく、安いです。

ネットオークションで

(MK21 MH23 HA25 HA35 HE22 MG22 MF22 MJ23 HB25 HB35 ) インジェクター

のキーワードで検索して

黒いやつで尚且つ、黄緑の。
外見の違いは12ホールである点と、カラーの部品が黄緑で本体中央に『FBYB010』や『15710-58J50』と書かれてたりします。
ホール数が12と多いので人気の高いインジェクターです。
210ccのままなので燃費も改善されます。
ワークスのエンジンの1ホール230ccのインジェクターなどから交換される方もいるくらいです。
先端が太いのでエンジン側のクッションはインジェクターの車種のものを使います。そうでないと入れるのにかなり硬い。 

ネットオークションで

(MK21 MH23 HA25 HA35 HE22 MG22 MF22 MJ23 HB25 HB35 ) インジェクター

のキーワードで検索して

黒いやつで尚且つ、薄いエメラルドグリーンの。
外見の違いは10ホールである点と、カラーの部品が薄いエメラルドグリーンで本体中央に『EAT314』や『15710-82K50』と書かれています。
パレットなどのターボモデルに搭載されています。
10ホール215cc
黄緑より容量が若干多い分トルクも増えますが、その分燃費はあまり変らないかもしれません。

(ジムニーはさらに高容量の薄いエメラルドグリーンの部分がオレンジのタイプが使われてるのでまたちょっとちがうかも)

中古で目的のインジェクターを手に入れたら
ディーラーで新品のインジェクターのパッキンを購入します。
インジェクターについてるゴムは3つあり両端のパッキンはインジェクターの取り外しごとに新品に交換しましょう、特にOリングはケチるとガソリン漏れが発生してとても危険です。
間の部分のゴム部品はガイド程度の役目なので、交換の必要はないそうです。
2箇所×3本で計6個の部品発注になります。

作業直前にエンジンを少しの間だけかけた方がこの後の作業でガソリン垂れ流しになりにくい感じでした。

ボンネット内のヒューズボックスを確認してください。
このタイプの場合RELAY1の部分が燃料を送る部分のリレーです。

白い箱状のものの4つの内、左下のものを真上に引き抜きます。
結構硬い感じでした。

金属製の内張りはがしでぐいとずらして、手で水平にしてを繰り返して少しづつ抜くといいでしょう。
内張りはがしで一気に抜こうとするとプラスチックが欠けます、というか欠けました。

抜けたらひっくり返して元のあたりに置いておくとなくさないでよいでしょう。

運転席側に移動して、エンジンを短い間隔で何度もかけます。
燃料が途中まで送られた分がなくなるまで燃焼させることで、作業中に流れるガソリンを減らします。
キーをひねり続けての掛けっ放しはエンジンによくないようです。
細かく何度かに分けてやりましょう。

その後、バッテリーを外します。(インジェクターが変更にあわせてECUをリセットするので5分以上バッテリーを外す必要がある為です)

ターボ車はインタークーラーを外します。

ここからは共通です。
エンジンのヘッドカバーの少し先
この写真では青いのが見えると思います。

ヘッドカバーに繋がってるホースやエアクリーナーBOXも作業に邪魔だと思ったら外しましょう。外さなくても出来なくもないです。

コネクターの爪を押しながら配線を抜きます。

3本の配線を外したら、インジェクターの間の奥に2本ネジがあるので外します。
これであとはインジェクターを抜くだけですがガソリンが作業中少しもれるので、気になる方は下にトレーなどを敷きましょう。
こぼしても揮発性が高いのですぐ乾くと思いますが。

あと、新しく入れる方のインジェクターに新しいパッキンを取り付けましょう。
特にインジェクターのOリングは必ず新品に交換してください。

ここまで準備ができたら少しグラグラさせながらインジェクターを抜き交換します。ちゃんとセットできてないと後で漏れるのでしっかり刺しましょう。

2本のボルトも戻します。
交換後にガソリンが新しくもれてないか確認します。
この段階で漏れるようであれば、Oリングが古いのではないでしょうか?

漏れてないのを確認しながら部品を戻していきます。

ヒューズとバッテリーを戻しエンジンをかけます。
インジェクター付近からガソリンが漏れてないのを確認してOKです。

もし漏れてたらインジェクターを設置しなおしますが
Oリングの劣化が早いので何度もぐりぐりしてると切れたりします。
何度も言いますがOリングは作業の度に新品に交換がおススメ、マストと言っても過言ではありません。

最近の車のインジェクターの穴の数は増えていますが、その分穴の大きさは結構小さくなってるので、インジェクタークリーナー、ケチらないならパーフェクトクリーンなどの洗浄剤を入れてあげたほうがいいかもしれないと今回思いました。

このホール数が多い高効率のインジェクターは同容量なら、僅かなパワーアップと燃費改善が期待できます。
体感として一番大きいのはエアコンをつけた時のパワーダウンが少し減りました。
劇的ってほどではありませんが、確実に効果のある改造でした。

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