[育てる] 植物

美味しいミカンの作り方

shingo

近年大人気のミカンは品種が多く「せとか」などスーパーでは高値で売られている高級品種など十数種類が店頭に並んでいます。その中でも年内に収穫出来る早生系の温州ミカンをセレクト。関東地方(特に北関東)で美味しく栽培出来る従来品種をお勧めしました。また植え込みも意外と分かりにくい植え穴の大きさや、水の遣り方などを説明出来ればと思いました。

所要時間 30分

かかった費用 およそ3,000円

レシピのコツ

  • 土作りはしっかり行いましょう!最初が肝心です。
  • 小さい苗より1mほどの大きい苗の方が失敗が少ないです。
  • 剪定は実が成るまで基本的には行いません。

植え時期は3~5月の春がベストシーズンです。日当たりが良く冬場の北風の避けられる東~南側に植え付けるのが良いでしょう。チョイスした温州ミカンは10~12月収穫で本格的な寒さが来る前に熟すので関東地方(特に北関東)の栽培に最適です。

穴を掘る為のスコップは先の尖った物を使いましょう。用土関連資材として土を柔らかくして根の張りを良くするETO堆肥、酸性化している土壌を中和する有機石灰、元肥(植え込み時に混ぜる)として発酵油粕、実を美味しくする働きがあるバッドグアノを用意します。

鉢の大きさのおおよそ3倍位の容積の穴を掘り底に発酵油粕を約500gほど入れます。

ETO堆肥は土に対して約2~3割。有機石灰を約600gを掘り出した土に良く混ぜ込みます。

ETO堆肥と有機石灰を混ぜた土を穴底に入れ鉢から抜いた苗木をセットします。植える深さは周囲の高さと同じ位か若干浅い程度が良いでしょう。深く植えると苗木が健全に育たないので御注意を。

土を穴全体に入れ(踏み固めたりしないで下さい)て周囲に土手を作ります。そして最後の重要な作業の水遣り作業!ジョウロやホースをつかって土手の中が一杯に溜まるまで水を入れます。場合によっては根の周りを棒などで突いて「ドロロドロ」状にすると土の中の空気が抜けて水分が引くと根に土が密着して根の張りが良くなります。水はたっぷり遣りましょう!

水が完全に引いたら沈んで減った分の土を補充して軽く足で踏み固めます。風当たりが強い場所では竹などで支柱をすると良いでしょう。植えてからしばらくの間は表面の土が乾いたら水遣りをしましょう(特に夏は要注意)。春に植えた場合はその年の冬位には根が有る程度張るのでそれまでは水遣りが必要です。

美味しい実を収穫するには肥料遣りは重要なポイントの一つです。植え込み時に使用した発酵油粕やバッドグアノの他、果樹実物専用肥料などを毎年4月と収穫後(11~12月)に幹元に穴を掘り施します。幹から少し離れた細かい根の出ている場所に施すのがポイント!プラスアルファで12月に有機石灰を撒く事でミネラル分の補給と酸性土壌を中和する作用が期待出来るので是非お勧めです。

ミカンの枯れ枝を多く残しておくと雨水を伝って病気の菌が実に伝わり黒い斑点が出て見栄えが悪くなってしまいます。枯れ枝は発見次第に直ぐ切除が基本!枯れているか分からない場合は、皮を少し削ってみて中が緑色であれば生きており、茶色く水分が無い用でしたら枯れていますのでこうして判断しましょう。

じっくり収穫出来るその日を待ちましょう。

店頭で接客の際に口頭で説明していた分かりにくい部分を植え込む手順毎に画像を添えて説明出来るのはお客様にとって大きなメリットが有ると感じました。

ガーデンセンター新田店 担当 海野公秀

このレシピへのコメント