[育てる] 植物

オリーブを剪定する

ガーデンセンター千代田店スタッフ

オリーブの木は、常緑(一年中葉が落ちない)で、生育も旺盛です。ほったらかしでも良いのですが、数年経つと形もくずれ、見た目もわるく、病害虫も増えてしまいます。そして何よりも花も実もつきづらくなります。ちょっと切り過ぎかな~?と思うくらいがちょうどよいです。
強剪定の適期は2月~3月
弱剪定は一年中OKです

所要時間 15分

かかった費用 およそ1,800円

材料で必要なもの
材料名 サイズ 数量
オリーブの木
道具で必要なもの
道具名 サイズ 数量
トップジンMゾル 1
剪定鋏 180mm 1

レシピのコツ

  • 切れる剪定バサミを使用する事
  • 悩んだら、まず枝を手で隠して、無くてもおかしくないか確認する

今回は当社オススメの「切れるよろこび」ブランドの剪定ばさみと、住友化学園芸のゆ合剤として殺菌剤入りの「トップジンMペースト」を使用しました。やはり、剪定作業は良く切れるハサミを使用する事がポイントです。

まずは、オリーブの木全体を良く見て、枯れている枝を全て枝元から除去します。
剪定とは、日当たりや風通しを良くして、枝葉全体に満遍なく日光をあてる事が目的です。それらを妨げる枝を不要枝といい、その枝たちを除去する作業を「剪定」といいます。
枯れ枝は、まさにその不要枝です。以下に不要枝の剪定を中心に説明させて頂きます。

下向きに伸びている枝を全て除去します。横向きの枝と下向きの枝の区別が難しいと思いますが、枝が真下に向かって伸びている枝を差します。

枝が込んでくると、枝と枝がぶつかり合って交叉する箇所が出てきます。そのどちらかの枝を残して、片方を除去します。どちらか迷った時は、枝の多い方か、内側(中心)に向かって伸びている枝を除去すると良いようです。

一本の枝から、無数に同じ方向へ出ている枝の数を間引いて減らします。

オリーブは根元や幹(胴とも呼ぶ)から、急に若い芽が出てきます。特に根本や地面から出てくる若い芽の事を「ひこばえ」と呼んでいます。
これらは、その都度全て除去しませんと、元気が良い枝のため他の枝葉の養分を全て吸収してしまうので要注意です。

不要枝の除去が終わったら、お色直しです。新しい枝が思った通りに出てくるように、各枝先を半分くらいづつ軽く剪定して行きます。これを「弱剪定」または「ピンチ」と呼びます。実はとても大切な作業です。

全ての剪定が終わりました。写真の左が剪定前、右が剪定後です。写真のオリーブの木は、あえて下の根元付近の枝を残しましたが、全て除去した方が上部の生育には良いので、お好みで剪定されても良いかと思います。

また、剪定した切り口からは雑菌が入り易い為、かならず「ゆ合剤」を塗って下さい。今回使用したトップジンMペーストは殺菌剤配合の優れものです。バラや果樹などにも使用できるのでお勧めです。また、傷口の回復にも効果がある為、切り口や傷口にご使用ください。

今回の剪定は全て基本的な事だけの説明となっており、大木になった枝の説明などは出来ていませんが、大木の場合のこぎりなどで切ってしまって構いません。また、作業している間に病害虫などを発見したら、すぐに殺虫・殺菌剤を使ってケアをお願いします。
特にオリーブアナアキゾウムシは、株もとを食い荒らすので要注意です。また夏以降ですとオオタバコガの幼虫が葉を食い荒らしますが、ほっておいても問題ありません。ただし・・・幼虫のフンが落ちてくるので、気になる方はトング(炭をつかむ時の道具)などで捕獲して下さい。私は虫が超苦手で誰かに取ってもらっています。
また、葉色が薄くなっているようでしたらカルシウム不足かもしれません。有機石灰(貝化石)を株もとに適量(男性の一握りは約50g、女性のそれは約30gと覚えておくと簡単です)まくと効果があるかもしれません。
また、オリーブはミカン類と同じ地中海原産の植物のため、酸性の土壌や多湿を嫌う為、オリーブの専用培養土で植え付ける事をお勧めします。ジョイフル本田のオリーブの土をお勧めします。

ガーデンセンター千代田店 担当 田沼宏宗

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